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第2章 2

瀬田くんの柔らかい髪が鎖骨を擽る。
生温かい温度が私の乳輪から乳首を覆う。
あったかくて、気持ちいい……
もう私の下着はびしょびしょに違いなかった。

「ね、泣いてた理由って男でしょ？そんな奴吹っ切ってさ、俺に溺れてみない？」

スカートを捲り上げ、ストッキング越しに指が動く。

……欲しい。その指が。

びくん、と反応した私を見て、瀬田くんは私の拘束を解いた。

「自分でストッキングとパンツ脱いで。ベッドの上で股開いて待っててよ」

こんなのおかしいと思った。
もう拘束されてなんかいないのに。
今すぐ逃げ出すこともできるのに。

私は瀬田くんの言う通りにストッキングもパンツも脱いだ。
ベッドの上で恥ずかしげもなく股を開く。
とろりと流れ落ちる蜜が私の花弁を擽った。