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束縛されるなら君に
第2章 2
「は……早く……っ、」

「まだ、ダメ。たっぷり焦らさないとね?彩さんが俺に堕ちるようにさ」

じっとそこを見つめられて体が火照る。
花弁が震えてひくついているのが分かる。
こんなに焦らされるのに慣れていなくて涙を流すように蜜が零れた。

「俺が思うに、本当の彩さんは束縛して欲しい人だと思うんだよね」

瀬田くんの指が花弁をなぞる。

「……あ……っ、は……ぁ…っ……」

果肉には触れず、ただ花弁を撫でるだけ。
それなのに蜜はとめどなく溢れていく。


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