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束縛されるなら君に
第4章 4
「彩さん、泣きすぎ。blueでのんでた時は愚痴っててもこんなに泣いてなかったのに。ホントの彩さんはこんな泣き虫だったの?」

瀬田くんの唇が花弁に到達した。

「……私も驚いてる」

今覚えば悠斗の時は、悲しいと言うよりも悔しかったのかもしれない。
私が大切にしてきた三年間が、悠斗にとってはLINEで終わらせれるくらいどうでもよくて。
何だかその温度差が悔しかったのだ。

「……んっ、や、やだ……っ」

「彩さん、ここ、舐めるの嫌がるよね。気持ちいいこと好きなくせに」

「だ、だって恥ずかしいんだもの……っ」

「俺のは舐めるくせに?」

「じ、自分がするのはいいの!」





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