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束縛されるなら君に
第4章 4
瀬田くんは笑いながら、それでも花芯に舌を這わせた。
甘美な痺れが下腹部を襲って体が否応なしにひくつく。

「やだって、言ってるのに、……あっ、んっ」

「でも濡れてる。ホントは好きなんでしょ?」

それが花芯のことを指しているのは分かっていた。
だけどどうしてだろう。
ホントは俺のこと好きなんでしょ?って言ってるように聞こえて。

私は気付くと頷いていた。

「じゃあ、いっぱい口でしてあげるね」

指で花芯の皮を剥き、ざらざらの舌で刺激される。
指とは違う生々しい感触。
羞恥と快楽が混ざりあって今度は別の涙が出た。




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