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心掟
第3章 浹洽
彼女の瞳を見つめる。
不安の所為か、今にも泣きだしそうだ。
少し強引過ぎたか。
「 嘘じゃない本気だ。」
「 学生の頃からずっと、ずっと君を見てきたんだ。」
「 あの時の言葉だって嘘じゃない。」
そう言うと彼は好きだ、と最後に零し、再び彼女の唇に自分の唇を重ねた。
静かな部屋に、甘いリップ音が響く。
ちゅ、ちゅっと何度も啄むような口づけを交わす。
彼女はもう抵抗することはなかった。
遠慮気味の彼女の唇を舌先でなぞると、彼女もそれに応えるように舌先を絡める。
熱い。あついその感触。
まさかあの彼女と自分が。
そんな風に考えただけで、爆発しそうなこの興奮に身震いを起こす。
ああ、もっと触れたい。
彼女に。近づきたい。
もうこれ以上は止められない。
抵抗しなくなった彼女の右腕を離し、左手を腰に回した。
口づけの合間から、んっ… と甘い彼女の吐息が漏れる。
腰のその曲線を舐めるように撫でる。
ああ。美しい。彼女の身体だ。
そして指先を沿わせながら小ぶりの尻を撫でる。
柔らかいその感触にさらに興奮が混じり、彼の息が上がる。
口づけが。激しくなっていく。
舌先を彼女の奥で絡ませると少し苦しそうな声を出した。
彼女の舌先を唇で挟み、ちゅっと吸い取りながら唇を離す。
とろけそうな彼女の表情。
たまらない。
他の奴に、こんな顔。しないでくれ。
はぁっ… と互いが息を荒げながら至近距離で見つめ合う。
彼女の潤んだ瞳。彼のまっすぐな瞳。
互いに目が離せれなくなる。

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