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恋愛無双ーレンアイムソウー
第1章 12月初旬


「うわぁ……結子ちゃん凄く綺麗!!
鎖骨のラインも綺麗だしウエストもピッタリ。
ドレス丈も結子ちゃんの足の長さに合ってるし
私が男なら結婚したい位!」


着替えを済ませて出て来た結子を見ると
瀬戸はため息と共に無駄に誉めてきた。

結子の頭には摘んで来た花で簡潔に作った
輪っかの冠がのっている。


「瀬戸さん、誉め過ぎですよ」

「ふふっ。更衣室を出れば私が誉め過ぎじゃ
ないって事が解るよ~
さ、倉田さんが待ってるし行こっか」


瀬戸さんに促されて更衣室を出ると…
その場の皆が結子を見て動きを止めた。


「凄いな……」


最初に声を出したのは倉田で
その隣でアシスタント二人が黙って頷く。


「結子さん、綺麗だよ!」


山中さんが興奮気味に肩を揺さぶる。


「あっり、がっとうっ、ござっいまっす…」

「おい、山中くん。揺らし過ぎ、揺らし過ぎ」

「はっ!……すみません」

「だ、大丈夫です」

「よし。結子ちゃん、始めるよ~」


倉田に連れられてセットに立つ。

口角を上げてニヤリとした倉田が
挑発的な視線を結子へ向ける。


「今の気持ちは?」

「少し、興奮してます」

「どんな風に?」

「ドキドキしちゃって…」

「誰かを思い浮かべた?」

「…はい」

「じゃ…その人と手を繋いでるとこを想像して」



ーーー……カカシ様……
カカシ様と指を絡めて恋人繋ぎなんて……
は、恥ずかしい……!
カカシ様もきっと照れて
私の方なんて見てくれないはず。
チラッとカカシ様の左手を見ると
いつもの愛読本……
こうなる事を想像してくれたかしら?
そう、まさにイチャイチャパラダイス…!!



「次は抱き締められてるとこね」



ーーー鍛え上げられた立派な胸板に…
そっと包み込まれる私…
そこでカカシ様が『ま!そういう事だ…』
『嬉しいでしょ』って優しく囁くの……



「じゃ最後。キスしてるところを想像して」



ーーーキ、キス?!
はう……まさかのキス……
いつも外すことのないマスクを
私の為だけに外し捨てて
本編中では決して明かされる事のなかった
口元を私だけに見せてくれた上に
唇まで重ねてくれちゃうの!?
ぐはっ!……やばばば!!



妄想が止まらない結子の耳には
シャッター音など最早届かない。

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