この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
恋愛無双ーレンアイムソウー
第4章 レンタル彼氏ー出会い篇ー


「うわー大丈夫?はい、おしぼり」
「あ、ありがと…」
「服は濡れなかった?」
「うん、服は大丈夫」


結子からおしぼりを受け取り
汚してしまったテーブルをキレイにする。


ーーーストレート過ぎんだろ…


「ユイさん、それ最早"純粋"じゃないから」
「やっぱり?でも私気になる事は
聞かないと気が済まないんだよねえー」
「それにしても聞き方ってもんが…」
「ワンナイトラブはあるの?とか?」
「んーそれもビミョーかなあ。
ってか女性が下ネタ話すのはちょっと…」
「えー女だって下ネタ位話すし
女だからダメってフェアじゃないでしょ」
「それは…そうだけど…」
「だけど?」
「う……」


ーーーまさか俺が口で負けるとは…


「ユイさんって酔うと饒舌になるタイプ?」
「んーそうかも。でもこんなのまだまだ…」
「えっ…これからもっと酷くなんの?!」
「失礼ねー。親友によると酔えば酔う程
女らしくなるみたい。私は自覚ないけど」


ーーー女らしく?自覚ない?
ちょっと気になるかも…


「それが良い意味での女らしさかは
分かんないけどね~ふふっ」


そう言いながら結子は自分の
長い髪を上から下へ撫でる。

ヒロは結子の手の動きを目で追った。


ーーーユイさんの髪、キレイだな。


「ユイさん髪キレイだよね。
ケアしっかりしてるでしょ?」


本職の本能が刺激されてしまった。


「いや、特に何もしてないけど」
「まじで?!天然でそれ?!!」
「え、あ、うん…」


ーーーしまった。ユイさん引いてる。


「ごめん、興奮して。
天然でそんなキレイな髪って
なかなか出会えないから…」
「ヒロくんもしかして…髪フェチなの?」
「あぁ、うん。そんなとこ」
「私は眼鏡と目フェチ!」
「え。眼鏡は分かるけど、目フェチって何?
初めて聞いたけど…」


ヒロが疑問符を浮かべながら尋ねると
結子は一瞬で目を輝かせた。


「あっ目フェチは私が作った言葉だから。
とにかく普段はヤル気ない目付きなのに
肝心な時には目力が凄い人が良いの!
そんな人がいたら本当にやばい!!」


ーーー今日一番のハイテンションだ。
でもえらい具体的だな…


「元彼がそんな人だったの?」


結子が次こそ固まった。

そしてぎこちない笑顔を作る。

その笑顔がヒロを切ない気持ちにさせた。

/87ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ