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インスタントコーヒー
第3章 再び
私の期待はいとも簡単に裏切られた。
そこにいたのは修二さんではなかった。
お母さんと、お母さんよりもっと若そうな男の人。
お母さんの胸元ははだけており、上から男の人が覆いかぶさっている。
「ほんとにいいの? 彼氏も子供もいるんでしょ?」
「もうどうだっていいの、修二さんも同じことしてるんだから…それより早く…」
クチャクチャといういやらしい音、肌と肌がぶつかり合う音、そして荒い息遣いが薄暗い部屋を覆い尽くしていた。
部屋の真ん中には見たことのない男の人と、見たことのないお母さん。
「あっ、だめ、だめっ、」
淫らな声をあげるお母さんは完全に『女』だった。