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インスタントコーヒー
第4章 答え
私は小さく、はい、と答えた。
「そっか、俺が、初めてか…」
先生は目を細めて呟いた。
「力抜いて。ゆっくり入れるから、我慢できなくなったらすぐ言えよ。」
先生はほんとにゆっくり、ゆっくり時間をかけながら前に進んだ。
先生を今までよりずっと、強く感じる。
今、わたしは先生のものだ。
言いようのない幸福感だった。
「動かすぞ」
先生はゆっくりと前後に動く。
先生のソレが私の気持ちいいところを擦り上げるたび、震えが止まらない。
頭の中が空っぽで、ただ、先生への思いだけを強く感じていた。