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インスタントコーヒー
第5章 その後

もうやだ。

また私の負けだ。

先生の薄い唇に、そっとキスをする。
そのまま先生の口をこじ開けて、
舌で先生の歯茎を舐める。

先生が教えてくれたキス。

先生は答えてくれた。
絡みつくように、貪るように、
どんどん激しくなる。

グチャグチャ、という官能的な音が
紙だらけの埃っぽい殺風景な部屋と
軋み合う。

唇を離した先生の顔は
もうさっきまでの顔じゃなかった。

「エロいこと考えてる時、下唇を噛むの。
これ、お前の癖。」

「ここ入ってきた時何考えてたの? 物理の授業の時は?」

全部お見通しだ。
大人な先生はちっとも態度に出さないのに、
私ばっかり。

悔しい。

黙った俯いてたら
先生は私の腕を引っ張って抱き寄せた。

「きゃっ!」

側にあった椅子が
ガタン、と大きな音を立てて倒れた。

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