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好きと愛してるの間
第9章 甘やかな時間 
二人で家に 離れの鍵を開けると甘い匂い
「ルイ餡の匂いだ なんだろう」部屋に入り厨房に行くと「可愛い」遥が固まる なんだ?
そこには手のひらに収まるぐらいの雪ウサギ ほんのりピンクと真っ白とが大きなバットに整列して並んでる もうひとつの平皿には金魚鉢型の和菓子 ブルーとグリーンの水に泳ぐ金魚
遥は和菓子を見つめて動かない

遥の家は父親が医者で母親が茶道の有名な師範 実家は立派な日本家屋で小さな頃からお茶菓子目当てで遥は茶席に参加してた 甘い物好きで和菓子は大好物だ それが目の前に「ルイ みゆちゃん天才 食べたいな」遥がボソッと言い出す 子供みたい
「遥 みゆに聞いてくる 多分大丈夫だと思う」聞いてないな 生返事の遥

プライベートルームにみゆに会える 何処にいるだろう 

?話し声 みゆお気に入りの縁側玄関に座って誰かと話してる お兄?誰??みゆには確かお姉さんと双子の弟がいるだけ 誰??大好きって携帯に言って通話がきれる 胸の中黒い雲が影をつくる

久し振りの電話 優しい柔らかな話し声大好きなお兄ちゃんみたいな友達 親友 見た目は物腰が柔らかい男の人 何でも話せるし話してきた 私の和菓子の先生でもある
「みゆ?」るい帰って来たんだ
「お帰りなさい ご飯どうしますか?」なにも答えない ?どうしたんだろう「るい?」私をぎゅって抱き締めて離してくれない 「どうしたんですか?」私が聞くと「嫉妬しただけ 顔見ないで」急に何で 電話聞かれたのかな?なんだか可愛い 嬉しい
「るい私も嫉妬してたんですよ」私が笑うと
「何で?みゆしか見えてないよ」るいが顔をじっと見つめてくる 「遥さんが病院は綺麗な看護士さん達が沢山いるって言うから 少しだけ不安だったんです 今度会ってください 私の和菓子の先生なんです」るいが小さく「大好きって言った」まるですねてるみたい
「るい 大好き 愛してますよ 不安にさせてごめんなさい 帰って来てぎゅってしてくれて嬉しい」恥ずかしいけど軽くキスすると驚いた顔 だけどすぐにニヤリと笑い「足りない」って息が出来ないぐらいのキス「るい!?苦しいダメ」私がゴソゴソと動くと「みゆが煽ったんだよ」ゆっくり角度をかえて何度もキス るいの口を手で塞ぐと不埒なキスは下に「もう ご飯は?!せっかく和菓子作ったのに」私が言うと
「ヤバイ遥置いてきたんだった」

 



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