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好きと愛してるの間
第9章 甘やかな時間 
「美味しそう ありがとうございます」私が笑うと「えくぼ可愛いね どうぞ召し上がれ」ニッコリ笑顔
「いただきます」小さなグラタン オムライス スープにサラダ綺麗に盛り付けられてる
オムライスふわふわ 美味しい
「きれいな食べ方 嬉しくなる 誰かを愛しく思う気持ちって暖かなんだね 忘れてたよ」いつの間にか前に座ってる「お仕事大丈夫ですか?」私が聞くと「休憩時間だよ」って 聞きづらいけど
「あの カフェおしゃれだし店員さんも可愛い人いるしモテるでしょ 私なんか片思いの相手でなくても」少し思案顔そして真っ直ぐに私を見詰めて
「始めてみゆちゃんを見た時周りの風景や空気感に溶け込もうとしてる感じがしたんだ 目立つ綺麗な羽を必死に隠して だけど時より見せた凛とした態度や瞳は眩しかった 黒渕のめがねや無難なスーツなんかで誤魔化せないぐらい 気持ちが荒んで愛なんてまやかしで幻想じゃないかって 好きだって言われても信じられなくなってた そんな時だったから みゆちゃんもモテるでしょ?」私が首を振ると「片思い宣言して良かった きっとその瞳に僕を映してはくれなかったよね」甘い笑顔
「僕の恋のリハビリに少しだけ付き合ってね 綺麗な顔だけど僕ははにかんだ笑顔が好きかな」でまた甘い笑顔 この人絶対モテるでしょ!
「匠 なにちゃっかり座ってるだよ みゆちゃんロールケーキありがとう 味見したんだ あれ家庭用のじゃなく大型のオーブンで焼いた?家はお店やってるの?」確かにあの大きさは家庭用のでは無理かも
「いえ だけど私がお料理が好きで揃えてくれたんです」謙吾さんが「彼氏?」って私が頷くと「すげぇなたぶんキッチンが厨房みたいだろうな メッチャ美味しかった 販売出来るよ あの米粉のロールケーキなんか隠し味ある?生地がもっちりして中の抹茶のクリームと黒豆の甘さがちょうどいい抹茶はお茶から?」私が「石臼で 美味しかったって言われるの嬉しいです」謙吾さんが「今度教えて あのロールケーキ気に入ったお願い」って私が頷くと「ありがとう」って座り出す なに?!面接みたい
それから色々話して私が「そろそろ」って言うと「あ デザート出すの忘れてた てか匠片思い参戦な俺も みゆちゃんまた来てね てか明日は?」私が「わからないですけどたぶんこれぐらいの時間にお昼かも」って言うと「待ってる」って颯爽と厨房に「なんだよアイツ」
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