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好きと愛してるの間
第10章 それぞれの思惑 想い 念い
「レモンの皮を砂糖で漬け込んでみじん切りにしたのとピスタチオです」ゆっくり口に「美味しい チョコがカリっと中はフワフワのスポンジケーキ レモンの味が爽やかで 中にレモンクリームとレモンピール?」ほんとに食レポ 可笑しい「さぁ用意出来ましたよ 行きましょう」私が笑うと「ゆっくり食べたいな 僕が持つよ」最後の一口を大事そうに食べてご馳走さまでしたって 私はお皿を片付ける 

久し振りにチェス楽しみ 鍵を閉めて

「乗って」助手席のドアを開けてくれる「後ろに乗ります ケーキ持ちますね」後部座席に「了解 サマーセータ可愛いね アンクレットはるいから?このまま連れ去りたくなる」にっこり笑う 心意が分からない
「あの病院にチェスをする人が待ってるんですよね?」遥さんが後部座席にケーキの箱1つ分あけて
箱は全部で3つ2個がレモンパイ 私の膝の上のバスケットにレモンケーキ
「そう 多感な時期の高校1年生 手術をして後はしっかりリハビリをすれば元気になれるのに何故か生きたがらない 食事も食べない るいが見かねてチェスに勝ったらちゃんとする事って約束させて るいが勝ってやっと良かったと思ったのにまた愚図りだした」ゆっくりと遥さんの手が私の頬に 優しく撫でて「頭が良い子で僕では勝てないんだ みゆちゃんお願い 対戦相手に困って 負けても全面的に僕が責任持つから」指が唇に触れる「綺麗な顔 なんか色っぽくなったね こんなところにキスマーク るいがこんな夢中なの始めてみた お願い助けて」サマーセーはゆったりしたのでキスマークは鎖骨のした 油断した 思わず首元を隠す「見えないよ こうしない限り」セータを下に引っ張られ「でもゾクゾクするね 白い肌に独占欲の証し」指輪にキス 小さく噛みつき「これぐらいは許して」いたずらっ子みたいに笑う
「さぁ勝負だ 宜しくね」軽く頬にキス 素早く後部座席を出て運転席に「負けたら1つ僕にもキスマーク付けさせてね 出発」ポカンとする私 とりあえず勝たなきゃ なんだかヤバイ

病院に着くと病室に案内してもらう 個室のベッドに綺麗で格好いい少年とも男性とも言えない ただ頼りないぐらい覇気がない青年が英語の推理小説を読んでる 私も好きな作者だ
「対戦相手を連れてきたよ 勝負だ」こちらを見て薄く笑う「泣きのもう一回戦 今度は色仕掛け?手加減しないよ」なんだか生意気



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