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好きと愛してるの間
第7章 想い合う気持ち
「いえ 同棲してます」少し恥ずかしくて小さな声で「彼氏いるんだ 榊さんモテるでしょ?」
朝のるいさんとの会話みたいで思わず笑って「モテませんよ」って
「なんか榊さんの笑い顔始めて見た気がした 何時もは難しい顔してるから」
「そうですか そんな事」「あるよ 僕の事も苦手でしょ挨拶も少し離れてだし近づくと下がるよね。触られたりするの嫌い?」
「苦手かもしれないです。」正直に言うと
「僕の事も?遠慮しないで 何が悪かったかな」

私が俯きかけると上司の手が顎に
「あ ついゴメンもしかしたらこれか 苦手なんだよね。僕ね小さな頃お婆ちゃんと暮らしてたんだ 母子家庭で看護士だった母は忙しくて抱きしめてくれて優しいお婆ちゃんが大好きでいつの間にかこれが当たり前になってた」
「お婆ちゃんは?」「亡くなったよ 肺炎で最後は母の勤めてる病院で 仕事が忙しくてなかなか会いに行けなくて最後に見たばあちゃん小さくて痩せてた もっと側に居てあげて抱きしめてあげて体調も気にしてあげればもっと長生きしたかもしれないって泣いてる僕にばあちゃん幸せだったって だからつい触っちゃう触れるのは幸せの記憶だから でも皆がそうじゃないんだね 気を付けるね。 だからもう少し笑って榊さんの笑顔気に入った」
「わかりました。」私が笑うと
「ありがとう」「あのそろそろ仕事戻らないと」
「そうだね 話し聞いてくれてありがとう」
「ミーティング終了ですね。」私が笑うと「可愛い笑顔 かたえくぼなんだ なんか得した気分 よし仕事頑張ろう」「はい」
お店を出るときさりげなく支払いを済ませて
「ミーティング代だからね」って 思わず
「課長こそモテるんじゃないですか?」私が言うと
「だと良いんだけど 僕は彼氏候補になるかな?」
「好きな人がいます」私が言うと「残念」って
笑い合いながら二人で会社に戻る

話せて良かった苦手意識が少し軽くなる

仕事に戻り書類の整理 数字や計算が好きな私には苦にならない。
その他に頼まれた仕事をこなして時間は6時過ぎ
「どう一区切りつきそう?」理子さんだ
「はい 大丈夫ですよ」「じゃご飯行こうか」
書類を片付けてパソコンの電源を切る
「少し歩くから私の車で 帰りは会社まで送るから それで良い?」
「それだと理子先輩飲めないですよね。そのお店理子先輩の家の近くですか?」


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