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好きと愛してるの間
第10章 それぞれの思惑 想い 念い
廊下をズンズン歩いてく 千夜さんが後ろからついてくるから少しだけ安心かな
「お婆様 聡です」ゆっくり扉を開ける 白髪の綺麗な女の人若く見える
「そちらの方は?」に みゆピアノ弾いて
奥にグランドピアノ 何を?
「これを弾いてほしくて 大丈夫?」楽譜を渡される優しいメロディ 少し複雑だけど大丈夫
ピアノに触れ 宜しくお願いします 小さくお辞儀
何度か指を滑らし
「気持ちを込めて弾かせてもらいます」
深呼吸 甘い優しい初恋を曲にした感じ 切ない
小さな拍手涙ぐんだ瞳
「ありがとう これは主人が私の為に作曲してくれた最初で最後の大事な曲なの 私と結婚しなければ音楽家になるはずだったのに諦めて会社を継いだの あの人は必死に仕事して やっとこれから旅行や作曲が出来る時間が出来たのに一人旅に出たの」
待って続きがある これに詞がついてるのかも
「宮坂さん 形見の品に箱みたいなのありますか?」
何か思い付いたのか走り出す
「これじゃないかしら?」宝石箱
「開けられないの 鍵無いし鍵穴も」私に渡す これはからくり箱 私が千夜さんを見ると
「みゆちゃんわかる?」心配そうに たぶん
「嘘でしょう!開いた!開いたわ」中には指輪と手紙が入ってる
もう一度ピアノの前に
「歌いますね」
二人の出合いがすべての始まりだった事
なにを失っても 批難されても守る者がある幸せ
後悔などなかったと あたたかく描写された詩は優しい
「お婆様 誕生日プレゼントです」宮坂さんが指輪を薬指に手を握り おめでとうございます声を掛ける
ハンカチを握りしめ震える声でありがとう何度も
静かに部屋を出る 千夜さんがありがとう 最高の贈り物になったね私を抱き締める
「良かったです 帰りますね」に帰すと思う?近い距離 なんかヤバイ?よね
「キスして良い?」ダメ ダメ逃げようとする私をそんなに嫌がられる初めてだよ 笑ってないで離して!
「帰ります」歩き出す私に 服や靴は何処だろうね 此処は広いよ また嵌められた 振り向くとイタズラ成功みたいな顔に力が抜ける
「どうすれば?」もう少し付き合って 銀 みゆちゃんに食事の用意を
ゆうくんのご飯は作ってきたけどるいのは用意して無いしこんなに遅くなるなんて思ってなかったし
「僕らに付き合ってくれたら直ぐに王子様の所に帰してあげる」渋々了解
「お婆様 聡です」ゆっくり扉を開ける 白髪の綺麗な女の人若く見える
「そちらの方は?」に みゆピアノ弾いて
奥にグランドピアノ 何を?
「これを弾いてほしくて 大丈夫?」楽譜を渡される優しいメロディ 少し複雑だけど大丈夫
ピアノに触れ 宜しくお願いします 小さくお辞儀
何度か指を滑らし
「気持ちを込めて弾かせてもらいます」
深呼吸 甘い優しい初恋を曲にした感じ 切ない
小さな拍手涙ぐんだ瞳
「ありがとう これは主人が私の為に作曲してくれた最初で最後の大事な曲なの 私と結婚しなければ音楽家になるはずだったのに諦めて会社を継いだの あの人は必死に仕事して やっとこれから旅行や作曲が出来る時間が出来たのに一人旅に出たの」
待って続きがある これに詞がついてるのかも
「宮坂さん 形見の品に箱みたいなのありますか?」
何か思い付いたのか走り出す
「これじゃないかしら?」宝石箱
「開けられないの 鍵無いし鍵穴も」私に渡す これはからくり箱 私が千夜さんを見ると
「みゆちゃんわかる?」心配そうに たぶん
「嘘でしょう!開いた!開いたわ」中には指輪と手紙が入ってる
もう一度ピアノの前に
「歌いますね」
二人の出合いがすべての始まりだった事
なにを失っても 批難されても守る者がある幸せ
後悔などなかったと あたたかく描写された詩は優しい
「お婆様 誕生日プレゼントです」宮坂さんが指輪を薬指に手を握り おめでとうございます声を掛ける
ハンカチを握りしめ震える声でありがとう何度も
静かに部屋を出る 千夜さんがありがとう 最高の贈り物になったね私を抱き締める
「良かったです 帰りますね」に帰すと思う?近い距離 なんかヤバイ?よね
「キスして良い?」ダメ ダメ逃げようとする私をそんなに嫌がられる初めてだよ 笑ってないで離して!
「帰ります」歩き出す私に 服や靴は何処だろうね 此処は広いよ また嵌められた 振り向くとイタズラ成功みたいな顔に力が抜ける
「どうすれば?」もう少し付き合って 銀 みゆちゃんに食事の用意を
ゆうくんのご飯は作ってきたけどるいのは用意して無いしこんなに遅くなるなんて思ってなかったし
「僕らに付き合ってくれたら直ぐに王子様の所に帰してあげる」渋々了解