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好きと愛してるの間
第10章 それぞれの思惑 想い 念い
悔しいぐらいに格好いい だけどやっぱり違う 心がざわつかないしドキドキもしない
奥の部屋 此処はレストラン?
「どうぞ棘姫」
薄暗い間接照明にクラッシック 水の音は窓の外の小さな噴水から 幻想的な洞窟の中みたい
「食事の用意するね」席に座るとワインが注がれ 待ってて 額にキス 慌て下がると
「傷つくなぁうっとりした顔されたことしかないんだけど」嫌みだな からかうの好きなのかな
少し睨むと 逆効果だよ 笑いながら奥に行ってしまう 誰も居ない空間はなんだかホッとする
窓から外に噴水の近くのイスに座り 水の流れを見つめる
「名画みたいなアングルだな みゆありがとう 最高の贈り物になったよ なんでも持ってる人だしじいさんを思って塞ぎこむ毎日だから少しでも元気になってもらいたくて誕生日会開いたんだ 今締めの挨拶に行った 後で来るよ」私の側に 私を見ながら
「なんで詩があるってわかった?」それは
立ち上がりゆっくり歩きながら
「始めに作曲した後に何度も手直しした跡があったんです ダ・ヴィンチのモナリザみたいに大事に手元から離さず曲を育て愛してくみたい で最後まで弾いてから違和感に気が付いたんです 溢れるほどの想いは何処にって」だけど箱は?私が笑うと 何?って
「考えたんです こんなにロマンチックな人だからわかりやすくではなくラブレターみたいに溢れる想いを閉じ込め隠してしまうんじゃないかって からくり箱なんてロマンチックの極みじゃないですか 開けるまでずっとその人を想い続ける 独占欲の固まりみたいでしょ」なるほど 確かに
「大好きだったんですよ
空っぽの心 華が四季彩を描きだし
僕は欲しいものを見つけた
お祖父様の心は花で溢れて幸せだったんでしょうね」
私の言葉にロマンチック過ぎだな呟く宮坂さん
「用意出来たよ」銀さんの言葉に 帰りますねお邪魔しました 私が言うと
「ダメだよ 食べてけよ」嫌がる私を抱き上げ しっかし軽いな脱がしたくなるなぁ 獣がいる!
暴れて逃げ出す 廊下を走りさっきの部屋にやっぱりスーツはないか仕方無いこのまま帰るか
「見つけた!」銀さんがぎゅって もう少しだけいて でも
「みゆ 逃がさないからな 銀」はぁいって抱き上げ別の部屋に パタンと閉められた扉 逃げ場なし マズイ状況 テーブルの上には燭台 シャンデリアが綺麗だけど せめて
奥の部屋 此処はレストラン?
「どうぞ棘姫」
薄暗い間接照明にクラッシック 水の音は窓の外の小さな噴水から 幻想的な洞窟の中みたい
「食事の用意するね」席に座るとワインが注がれ 待ってて 額にキス 慌て下がると
「傷つくなぁうっとりした顔されたことしかないんだけど」嫌みだな からかうの好きなのかな
少し睨むと 逆効果だよ 笑いながら奥に行ってしまう 誰も居ない空間はなんだかホッとする
窓から外に噴水の近くのイスに座り 水の流れを見つめる
「名画みたいなアングルだな みゆありがとう 最高の贈り物になったよ なんでも持ってる人だしじいさんを思って塞ぎこむ毎日だから少しでも元気になってもらいたくて誕生日会開いたんだ 今締めの挨拶に行った 後で来るよ」私の側に 私を見ながら
「なんで詩があるってわかった?」それは
立ち上がりゆっくり歩きながら
「始めに作曲した後に何度も手直しした跡があったんです ダ・ヴィンチのモナリザみたいに大事に手元から離さず曲を育て愛してくみたい で最後まで弾いてから違和感に気が付いたんです 溢れるほどの想いは何処にって」だけど箱は?私が笑うと 何?って
「考えたんです こんなにロマンチックな人だからわかりやすくではなくラブレターみたいに溢れる想いを閉じ込め隠してしまうんじゃないかって からくり箱なんてロマンチックの極みじゃないですか 開けるまでずっとその人を想い続ける 独占欲の固まりみたいでしょ」なるほど 確かに
「大好きだったんですよ
空っぽの心 華が四季彩を描きだし
僕は欲しいものを見つけた
お祖父様の心は花で溢れて幸せだったんでしょうね」
私の言葉にロマンチック過ぎだな呟く宮坂さん
「用意出来たよ」銀さんの言葉に 帰りますねお邪魔しました 私が言うと
「ダメだよ 食べてけよ」嫌がる私を抱き上げ しっかし軽いな脱がしたくなるなぁ 獣がいる!
暴れて逃げ出す 廊下を走りさっきの部屋にやっぱりスーツはないか仕方無いこのまま帰るか
「見つけた!」銀さんがぎゅって もう少しだけいて でも
「みゆ 逃がさないからな 銀」はぁいって抱き上げ別の部屋に パタンと閉められた扉 逃げ場なし マズイ状況 テーブルの上には燭台 シャンデリアが綺麗だけど せめて