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第10章 それぞれの思惑　想い　念い

とりあえず目の前の現実　頑張ろう

皆がお昼に行くけど終わらせたくて集中　
「榊さんご飯は？」に後でって断ってひたすら終わらせていく

今日の分は終わり　頼まれてたのも
「終わりました」に課長が　え！って顔してるけど帰りたい　何かお手伝いありますか？にあたふたしてる
「明日手伝いますね　帰っても」に大丈夫明日宜しくって　四時過ぎか　ゆうくん早いかな
くまさんに連絡すると
「みゆちゃん　早いね　ゆうくん喜ぶよ」に嬉しくなる

歩いて病院に　保育園に行くと
「みゆちゃんゆうくん喜びの舞だよ」？なに　くまさんが奥からゆうくんを連れてきた
私の前でぐっぱぁしながら屈伸　可愛い！
「嬉しいとやるんだよ」ぎゅってすると声を出して笑う　保育園にベビーカーを借りてゆっくり帰ろ

くまさんはもう少し仕事　スーパーに寄って買い物してるとゆきとさんから　
「まだ仕事だよね」って私がゆうくんとの写メを送信するとすぐ連絡　荷物持ちますって　ありがたい

「みゆちゃん」ブンブン手を振る姿が子供　ゆうくんを抱き上げ　力仕事は任せてって
皆でゆっくり買い物
だけど「早すぎる感じが」に　笑いながら
「一旦帰ったんやけど大人のお子さまランチ食べたくて　ええかな？」って　了解
じゃあ少し多めに買い物　
「野菜貰った市場で昼皆でみゆちゃんのお惣菜食べたんや　メッチャ評判良くて　何処のやって聞かれたんやけど内緒ってあんまり負担掛けるとるいに追い出されてまうからな」だから秘密の食堂やでって笑う
喜んでもらうのは嬉しい　だけどこれ以上は無理だから
「秘密の食堂　不定期営業中でお願いします」笑う私に頷いてくれる　

車に荷物を子供用のシートにゆうくん　ベビーカーを後ろに積んで皆で家に

しかし力持ち　荷物を軽々と運んでくれる　
厨房に　ゆうくんと手洗いしてゆきとさんは二人で遊びだす
「なんだ？ゆきちゃんまだいたん」違うみゆちゃんと買い物行ってきたんやって

皆が遊んでる姿を見ながらお子さまランチ作り
ウズラをヒヨコにニンジンは星形　可愛らしく楽しくプリンは固めでいい感じに出来た
「良い匂い　みゆちゃんただいま」くまさんが入って来た

「さぁご飯にしましょう」皆が厨房に　木のプレートに　嬉しそうな姿に私まで笑顔になる
「いただきます」にチャイムの音　誰？

ゆきとさんが立ち上がる
「開ける？」にどうしよう