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第10章 それぞれの思惑　想い　念い

学校には来週からそれまでは病院の保育園でお手伝い　学校も転校してくまさんが親代わり
「みゆおはよう」ぎゅってるいが皆の方を見て
食堂だなぁってぼやいてる
ミルクレープをゆうくんがフォークで刺してかぶりつくのをサクくんがじっと見て
「すごいなぁめっちゃ食べる」って賑やかな食卓

片付けしてたら「ご馳走さまでした」サクくんが側にじっと手元を見てる
「これは晩御飯の支度よ　グラタンを作るからホワイトソースを作ってるのでこっちはコロッケ　サラダとスープはオニオンと味見て
「なんだろう？」可愛い考えてる　小さなカップをはるかさんと一緒に考えてって渡す
大事そうに持って行く姿

「みゆ先生　正解はセロリだね　クセもなく蕩けてるから美味しい　野菜の甘み？」水分は野菜と作ってあるコンソメのベースボールだけ　
「晩御飯ですよ　グラタンにポンデケージョ　コロッケにオニオンスープ　デザートはまだ内緒です」にくまさんが楽しみだなぁってあんなに食べたのに　可笑しい

「みゆ仕事だよ」いけない　くまさんが動き出す

ゆうくんとサクくんははるかさんがくまさんと一緒に出勤
「ありがとうございますみゆちゃん　なんでも手伝います。」車に乗る前に深く頭を下げて動かない
「皆で考えましょう　だけどもう無理ですからね」はいって　大きな身体がビシッとなる　

会社前でバイバイして　課長の席に
「すいませんでした　お休み頂きました」に働きすぎだから大丈夫だけど少し手伝って　優しい笑顔にホッとする
仕事頑張ろう　集中して色々手伝いながら

「昨日は休み？」来たよ　伊波さんだ　無視
側で見つめるからやり辛い
「何ですか？忙しいんですけど」私の言葉を無視
知らない　出来た　少し早いけどお昼行こう

「席外します」無視なら無視だわ　歩き出す私を追いかけて
「なんかあった？気が付いたら森の家だったんだ」じゃあ彼に聞けば！
「森さんに聞いてください　失礼します」横を通りすぎる　平気付いてこない
外を歩くとどんより曇り空　なんかがっつり食べたい

近くの定食屋に　お昼は混んでるけど少し早いからまだ人はまばら　
カツ丼定食　食べきれるかな？
「お！榊さん」ん？営業部の倉田さんが　前良いって　どうぞに嬉しそうに座る
「刺し身定食に大根と豚バラの角煮」注文を済ませてなんか新鮮だなぁって　何が？