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第10章 それぞれの思惑　想い　念い

「はるかさんに聞いたらきっとわかりますよ　これ渡して下さいね」に了解って言うけどまだ固まってるから可愛すぎて笑うしかない
「みゆ仕事だよね　くま　おーいくま　安全運転で宜しく　サクくまに体当たりだ」サクくんが遠慮しながら抱きつくと　くまさんが
「楽しみだなぁ　楽しみだなぁ　ね」サクくんも頷く

片付けしたし「みゆちゃん日曜日宜しく　晩御飯良いなぁ」渡した箱を見ながら　また来てくださいに不意に近くに来て
「大好きみゆ」頬にキス　逃げる様にご馳走さまって出ていく　あいつ！るいが
日曜日なんだろうな　ぼんやり考えてると
「みゆよそ見なんかさせないから」低い声　了解了解
さぁ仕事　なるべく速く終わらせなきゃ

ゆうくんはるいと一緒に　会社に送ってもらってデスクに
仕事終わらせてから広告戦略部に宜しく　パソコンに紙が張り付けてある　面倒だしまだ森さんが怖い
スルー出来ないかな

仕事を終わらせてく　色々手伝いながらなのに昼過ぎ終わってしまう　ご飯に行くか　どうしよう
外に出て歩き出す　肌寒い温かいのが良いかな
「榊さん！」倉田さんが走って来る　お昼？頷くと一緒良い？って
「ラーメン行かない？」二人で歩き出す

裏路地のお店　良い匂い
「いらっしゃい！」席はまばらに空いてる感じ　カウンターに座り注文
「ニンニク無しの餃子あるんだ　チャーハン半分しよう」頷くと　いきなりみゆちゃんって言って良い？って　俺も直也で良いからって
「私は倉田さんで　皆がみゆちゃんって呼ぶから大丈夫ですよ」によし！少し近くなったって

ラーメンは豚骨だけどあっさり　チャーハンもパラパラで味濃いめで美味しい　餃子は
「大きい」私のぐうした手ぐらい　モチモチで美味しい　野菜は？私が考えてると
「旨いだろ　　柚かな？　どした」正解！皆がバラバラな答え
「少しだけ入ってるんだ　皮も自家製」店主がカウンターから身を乗り出す
皮の作り方を聞くと嬉しそうに話してくれる　これ味見て　唐揚げをお皿に
「パリパリで美味しい　味少し濃いかな？」にそうかって　皆で話ながらのお昼楽しい

「ご馳走さま」店主が又来てくれ！って手を降ってる
お腹いっぱい　料理得意？急に
「作るの好きですよ」俺は食べる専門だなって
食べてみたいって　まぁ機会があれば曖昧に濁す

会社に戻り歯を磨いて席に　営業部の会計精算をしてると