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好きと愛してるの間
第10章 それぞれの思惑 想い 念い
小さく独り言みたいな告白
「だけどケイに会ったの 華やかな美人だけど本人はあれで格好いいの方が嬉しいのよ 自由でパワフル私は私よ自分がブランドなんだからって バカバカしくなったの 誰の目を気にしてるんだかって 両親は亡くなってるし弟は今アメリカなの ケイはがんじがらめを実力ではね除けたの 勿論努力は人何倍もしてよ ご免なさい愚痴みたいだけど聞いて欲しくて みゆちゃんて呼んで良い?」十人十色って言うけど抱えた事情はそれぞれ
「みゆちゃん?」あぁ呼び名ね 大丈夫ですよにニッコリ笑って ありがとうって
「でもほんとに格好いい!ため息出ちゃう」
スーツは派手な薔薇の刺繍 銀の髪にゴツいブーツは一人で歩くのが怖いぐらいの10センチ
「ヤバイわ 抱かれたくなっちゃう」ないない 私を姿見に 誰!?チャラいキザ男
「貴女を曝さないって注文だからこれね」これも派手なマスク 私は役者舞台で完璧に演じなきゃ
「ヤバイ!!化けかたが半端ない!」ボイストレーナーの先生が扉の前で叫んでる
「元が一級品なだけにもう」静かに!きらさんに口を塞がれて中に 関係者にも内緒
「芸術品 なんて完璧なの」うっとり見られても
食欲なんてない 吐きそうなぐらい なんで軽く引き受けたんだろうって言いたいけど綺麗にしてもらったし頑張るしかない
時間まで何度も練習
「本番よ」に覚悟も決まった
ステージの下を移動 まるで迷路 たくさんの人の声
きらさんがぎゅってしてくれて頬にキス 目にマスクを 「楽しんで」
なんとステージ中央ピアノと私!スポットライトはまだバンドのメンバーに此方は真っ暗
このまま無しにならないかなぁ しゅうせいさんの声が聞こえる
「今回だけの特別な楽曲です いつもと違うラブバラードと前向きな明日を詩に込めました」そうなんだなんて聞いてるといきなりスポットが此方に
「モンスター 一緒に詩って」モンスター?私か!だからか前奏が長いのか しゅうせいさんが走るのが暗くなったステージに見えた
急に本番 アワアワするけど逃げ場なし ピアノを弾く もうすぐしゅうせいさんの歌いだし間に合うの?
間に合ったてか衣装が凄い
お姫様?長いドレスの裾を優雅にさばきながら歩く 髪は銀のウイッグ 早着替えはさすがにプロ
ゆっくり近づいて来る 頭の中楽譜と音が支配して沢山の歓声が聞こえない
「だけどケイに会ったの 華やかな美人だけど本人はあれで格好いいの方が嬉しいのよ 自由でパワフル私は私よ自分がブランドなんだからって バカバカしくなったの 誰の目を気にしてるんだかって 両親は亡くなってるし弟は今アメリカなの ケイはがんじがらめを実力ではね除けたの 勿論努力は人何倍もしてよ ご免なさい愚痴みたいだけど聞いて欲しくて みゆちゃんて呼んで良い?」十人十色って言うけど抱えた事情はそれぞれ
「みゆちゃん?」あぁ呼び名ね 大丈夫ですよにニッコリ笑って ありがとうって
「でもほんとに格好いい!ため息出ちゃう」
スーツは派手な薔薇の刺繍 銀の髪にゴツいブーツは一人で歩くのが怖いぐらいの10センチ
「ヤバイわ 抱かれたくなっちゃう」ないない 私を姿見に 誰!?チャラいキザ男
「貴女を曝さないって注文だからこれね」これも派手なマスク 私は役者舞台で完璧に演じなきゃ
「ヤバイ!!化けかたが半端ない!」ボイストレーナーの先生が扉の前で叫んでる
「元が一級品なだけにもう」静かに!きらさんに口を塞がれて中に 関係者にも内緒
「芸術品 なんて完璧なの」うっとり見られても
食欲なんてない 吐きそうなぐらい なんで軽く引き受けたんだろうって言いたいけど綺麗にしてもらったし頑張るしかない
時間まで何度も練習
「本番よ」に覚悟も決まった
ステージの下を移動 まるで迷路 たくさんの人の声
きらさんがぎゅってしてくれて頬にキス 目にマスクを 「楽しんで」
なんとステージ中央ピアノと私!スポットライトはまだバンドのメンバーに此方は真っ暗
このまま無しにならないかなぁ しゅうせいさんの声が聞こえる
「今回だけの特別な楽曲です いつもと違うラブバラードと前向きな明日を詩に込めました」そうなんだなんて聞いてるといきなりスポットが此方に
「モンスター 一緒に詩って」モンスター?私か!だからか前奏が長いのか しゅうせいさんが走るのが暗くなったステージに見えた
急に本番 アワアワするけど逃げ場なし ピアノを弾く もうすぐしゅうせいさんの歌いだし間に合うの?
間に合ったてか衣装が凄い
お姫様?長いドレスの裾を優雅にさばきながら歩く 髪は銀のウイッグ 早着替えはさすがにプロ
ゆっくり近づいて来る 頭の中楽譜と音が支配して沢山の歓声が聞こえない