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第10章 それぞれの思惑　想い　念い

「おはよう」にチャイムの音誰かな？
僕が見てくるって可愛い

え～と確か「マネジャーの名取です　少しお話を」仕方ない　サク君待っててね

寝室に起こしたくないな　側に　ゴメンなさい
「あの　るい？」頬を優しく撫でる　何？
手をぎゅって　忙しい毎日少しでも休んで欲しいのに俯く私の指にキス　あの
「みゆ　元々巻き込んだのは僕だよ　恋人になってってね　今はもう夢中なんだから誰か来たの？」マネジャーさんが呟く私に
「了解」あんまりシュンてしてると　
真っ赤になる私を見ながら　大好き着替えて行くから開けてあげてってサクが待ってるよって　もう！

「サク君お待たせ」大丈夫って私が言うとイスから立ち上がり開けてくれる
「朝早くにすいません」深々と下げられる頭
仕方ない朝御飯食べながら　サク君用意してねに　はぁいって　
牛肉のカルパッチョ　カプレーゼ　スフォリアテッラでティラミス

チャイムの音　はるかさんと珍しいゆたかさん
「ゴメンお邪魔して良い？」なんだゆたか　店は？るいがソッと私を後ろに隠す

厨房にそうだこれ喜んでくれるかな

「みゆ？」朝御飯の良い匂い　厨房に戻ったみゆが出てこない　どした？
「ゴメンなさい　朝御飯にしましょう」とゆたかさんこれ友理奈さんに　中は内緒です

「これは！スフォリアテッラ！貝の形に何枚ものひだ凄いなはじめてみた　中身はリコッタチーズ　これは　ヤバイ！レモンのクリーム甘さ控えめでマーマレードのジャムみたい皮が良いアクセント」コーヒーを渡すと興奮気味のはるかさんが
「みゆさん美味しい　ザクザクして」ゆうくんが後でモゾモゾ　スープはリボッリータ風野菜スープ
「おはよう　？見ない顔ゆうおいでご飯にしよう　サク美味しい？」コクコク頷く　くまさんがゆっくり出てきた
温かい牛乳をサク君に嬉しそうに２個め　
「あのう」あぁえ～と名取さん？朝御飯に夢中になってた　なんの用事だろう
「すいません　で？」この度はシンが無理を言いまして申し訳ありません　アンコールの時に時間とりました　我が儘聞いて頂いて
堅苦しいな　もう動き始めてるし
「大丈夫です」でもメンバーとか　大丈夫です朝御飯どうぞ　遠慮ぎみに席に　あの
「勝つ気でいます」に何曲でもってそれは困る

しゅうせいさんのを詰めてると
「みゆちゃんごちそうさまでした」ゆたかさんがユキの写真見てたら食べたくなって