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第10章 それぞれの思惑　想い　念い

「最高に美味しい朝御飯　ヤバイ通いたくなる」嬉しいけど　るいが　あきれた顔思わず笑ってしまう
「るいに相談してからですけどまた来てください」にありがとうって　さぁ仕事だな

「会社まで送るよ」ゆたかさんが　るいが頬にキス
皆が仕事にマネジャーさんはバスケットを持って何度も頭を下げて帰ってった
其々の場所に　１日の始まり

「ありがとうございます」車に乗るとニッコリ笑い　ごちそうさまでしたってお土産を嬉しそうに
「美味しかった　スフォリアテッレ　あの食感は他にないよね　兄さん喜ぶよ　イタリアに修行に行ってたんだ」そうなんだ　
これなんだろう　楽しみ包みを大事そうに　反応が素直でこちらまで嬉しくなる
色んな話をしながら　会社の前で降ろしてもらう

「おはようございます」昨日はありがとうって風邪良くなったみたい　仕事だしお互い様ですよ少し笑うと驚いた顔　なんだろう？
「笑うと印象変わるなって　ありがとう」なんだか私難しい顔してるのかな？

さぁ頑張ろう　早く終わらせて練習したい

「榊さん」関わりたくない人来た！午後は手伝いに来てね　派手な投げキッス何時の時代よ

知らないふり　必死に終わらせてご飯も食べずに終らせた　ソッとお疲れさまですって席をたつ

もう少しで会社を出られる
「優秀な榊さん　捕まえた」何で？！逃げきれなかったか！
「嫌です　全部「終らせたんだよね　会社は君を使いきれてないよ　才能の無駄遣いだよ」ほっといてよ
逃げ出そうと足掻く私を遠目で見てる人に森さんが
「大丈夫ですよ」って甘い声で行き違いがありましてって　いやいや無理！
手を引かれてまた逆戻り　さっさと終わらせてやる

デスクに座らされてデザインの確認　私の気迫に森さんが笑ってるけど知らない　

「出来ました　お疲れさまです」二人が離れてる隙に逃げ出す

晩御飯はガパオにしようで
「みゆちゃん迎えに来たで」ゆきとさん　るいは仕事　はるかさんもくまさんはサク君とゆうくんのお迎え
「ありがとうございます」に遠慮なんかいらんでって

今日は早上がりで明日は休みらしい
家に　着替えて直ぐに厨房に


ガパオにソムタム　ムーピンデザートは
「みゆちゃんただいま　この匂いはガパオかな」はるかさんが覗いてる
皆はお風呂　ゆきとさんはサク君のノートを見てる

「カウパッガパオガイですよ」に