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第10章 それぞれの思惑　想い　念い

くまさんとサク君　ゆうくんと私とはるかさんが各々るいはホテルの仕事らしい

会社に「榊さん　今日は逃がさないよ」鬼ごっこてかいつから待ってたのよ
「何の話でしょうか？上司からは何も指示されてません」そうきたかだって知らないし
後で正式に頼みに行くって　うんざりだな
「おはようございます」席に仕事を始めて少しして課長が呼んでる声が　嫌な予感
「榊さん午後は広告戦略部にって　大丈夫？」じゃないけど苦い顔の私に　断る？って心配顔
「わかりました」早く帰りたい　時間が無いのに邪魔ばかり　小さくため息

「榊さんて？」あの人は確か　常務取締役の白川さん
若くしてあの地位は凄いと噂になってたしイケメンだと騒がれてた　だけど
課長が何事って顔して私を見る
「君かうん採用　午後は僕の所に」有無を言わせない感じ　宜しくって課長と奥になんなの？

疑問はそのままに昼過ぎには一段落　さぁ
「榊さん」課長が難しい顔で小さなカードキイを渡して　話聞いてきてくれるかなって　何？
「常務取締役専用エレベーターのだよ　君を手放したくないけど」何？何？
宜しくって課長が後は何も話してくれない

渋々　エレベーターって何処に
会社は大きいし建物自体複雑　奥にまたセキュリティゲート　はぁ　エレベーターはその奥だよ
警備の人に事情を話すと
「確認します」って何処かに　暫く待つと確認取れました　どうぞって
セキュリティゲートの横　カードを通す改札みたいの　説明してよこんな使い方知らないし
カードですんなり開いたし　それを今度はエレベーターに翳して下さいって　
指定の階にだけ止まるみたい　だからボタンは無し

ぐったり　で何階？
「遅かったじゃないか？カード渡したろ？」第一声がそれ？
「経理所属の榊です。」あぁ知ってるって　話は簡潔君来期から僕の秘書ね　秘書検定や必要な資格全て持ってるから問題ないし後は
「話が見えてないのですが？」あぁ後僕は恋愛はしない主義　然るべき時に結婚してなんてナンセンスだよ　で質問は？
謎過ぎ　秘書？何で？
「誰より早い仕事の処理能力　的確で間違いも無し何より僕を色眼鏡で見ない　完璧　宜しく僕は白川「存じておりますですが」これ僕のスケジュール　パソコンで管理してるからで必要なパスワードに会議などの資料も全て　宜しくパスワードは１週間で変わるから注意して　後は