この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
好きと愛してるの間
第9章 甘やかな時間 
「良かった ほんとは大好きなんだ食べるの」私が「一番好きな甘いものは?」って聞くと小さな声で「蒸しパン」って悠くんがぼそっと「そうなんだ 何か入ってるの?それともプレーンの?」「蒸しパンならなんでも たまに無性に食べたくてパン屋さん探すんだけどなくてコンビニで餡まん買うんだ だけど違くて」残念そうな顔「じゃあ明日は蒸しパンね 明日もたぶんこの時間だと思う」嬉しそうに私の顔みて「良いのマジで嬉しすぎ なんでも奢るよ」私が「スタバのコーヒーが良いな でも蒸しパンなんて簡単に作れるよ ホットケーキミックスとかでも」って言うと「食べる専門だもん そんなんで良いの?コーヒーぐらいいくらでも」なんて言うから「簡単に作れるし手間じゃないよ明日3時過ぎにここでね」にこにこ笑いながら嬉しそうに何度もありがとうを言う姿が可愛い
「スイーツ男子って言葉が嫌いでさ 甘いの好きって言うとなんかなよなよしてそうで」笑ってしまった「そんなことないよ 嬉しそうに美味しく食べてくれるなら作りがいがあるし 今夏休み?明日勝手に決めちゃって大丈夫だった?」すぐに「大丈夫夕方からなんだバイト」「カフェ?」私が聞くと「そう バイト代出たらご飯奢らせて 約束だよ」私が笑って「お金困ってなさそうなのに」私が言うと「自分で稼いだお金で奢りたいの」なんて剥きになるから笑ってしまう「ありがとう 楽しみにしてます だけど安い所でね緊張する所は苦手だから」って言うと悠くんが「これもらって良い?」って残りのフィナンシェを「どうぞ」袋ごと渡すと「みゆちゃんのお昼ご飯だよね?」心配がお「大丈夫」「ありがとう」嬉しそうに食べる姿が双子の弟たちみたい

「さぁ仕事に戻らなきゃ」私が立ち上がると「ごちそうさまでした」悠くんも立ち上る 「明日もしなんかあったらラインするね」私が言うと「了解」悠くんが答える 私は会社に午後の仕事どうしようか考えながら
「榊さん!」自分のデスク明日の仕事を纏めてると上司の八木沢さんが私を呼んだ
「なんでしょうか」「すまない 唐突なんだが今海外事業部から電話があってフランス語って君がどれくらい出来るか聞かれたんだ なんか切羽詰まったかんじで」「たぶん日常会話ぐらいなら」頷きながらどこかに電話「直ぐに来てくれって会議室Cに」なんだか急いでる感じ訳もわからず「了解しました」と返事をしてとりあえず急ぐ

/483ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ