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好きと愛してるの間
第9章 甘やかな時間 
「榊です」ノックをすると「入ってくれ」声がする私は「失礼します」と言い中へ
「すまない 突然でこの資料何処がおかしいかわかるかな」緊張感のある声 中村専務だ
私は資料に目を通す フランス語と英語で書かれた説明に沢山の数字 仕入れの値段みたいだ
私は電卓を借りて細かく目を通す 確かにパッと見ただけだとあってる気がするだけど微妙にずれてたり説明がおかしい所が私は疑問に思った所に赤い線を引いていく
「この赤い線の所に疑問が最終着地にも誤差があるはずですがこの資料だとプラマイゼロになってます」私が言うと「そうか 突然すまなかった」「正解だよ 君となら取引しよう」いきなり声が
「?」「担当者だって言うからこの資料を見せて疑問に答えられたら取引しようって言ったらその担当者あってるって答えたんだ 信用ならないから交渉決裂だって言ったら 待ってくれって 君は何がおかしいって始めに思った?」私は事情ものみ込めないままキョトンとしてしまった
「綺麗だね 君は海外事業部の人?」状況がわからない たぶんるいより少し背が高いか同じぐらい モデルみたいでランウェイでも歩いてそう ディズニー映画の王子様みたい
私は固まったまま専務のほうを見る
「こちらは今度からワインの担当者になったルカ リュゥフワさん」「ルカで良いですよ 貴女の名前は?」専務が「こちらは」言いかけた言葉を急に遮るようにこちらを見て「担当者は君が良い 正しい答えを短時間で導きだした 交渉はスピードと決断力それには正しく情報を分析出来なければ話すら出来ない私は貴女に質問しているんだ 答えを」もう訳がわからない しかし答えるしかない
「初めまして私は経理部に所属しています榊 美優と言います。資料を読んで始めに疑問に思ったのはあまりにも作為的に英語とフランス語を使ってると感じました わざと数字をドルにしたりユーロにしたり説明も同じでわざと二度同じ内容で少し意地悪な感じでした」私がそう言うと
「正解だよ 試すような事して悪かったね。これがわからないなら話なんてしたくない」専務に向かってこう断言する 私は小さく書いてあった中国語の 
(これは嘘っぱち)は言わない事にした からかってるとしか思わなかったから
「私はこれで仕事に戻らせてもらいます」
「ダメだよ 榊さんに交渉の窓口になってもらうから」そこにバタバタと人の走ってくる音

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