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好きと愛してるの間
第9章 甘やかな時間 
「よし今日も頑張ろう」元気よく拳をあげて「ほな また同じ時間ぐらいに」と言いお弁当と蒸しパンを持って帰って行った 台風みたいなゆきとさん謎だらけ
「ヤバイ遅刻しちゃう」私も慌てて蒸しパンを持って家を出る

「おはようございます」デスクに座り仕事の準備 ギリギリ間に合った
「おはよ 榊さん珍しくギリギリだね」隣のデスクから声がかかる 同期の湊さんだ
「朝バタバタして 間に合って良かったです」インテリ風で少し知的な感じ 同期の中でも一番人気だ
「?甘い匂いがするね」「蒸しパンです 甘いの好きなんですか?」私が聞くと「コンビニで新商品見るとつい買っちゃうぐらいには」意外な一面「甘いのダメそうに見えました 食べますか?」ニコって笑って「良いの?朝御飯食べてないんだ 嬉しい」優しい笑顔モテるわけだ
「カボチャ あずき プレーン 練乳 オレンジなんですけど」私が言うと「迷うな練乳 オレンジ珍しいね ヤバイ決めらんないな」「じゃあ練乳とオレンジで良いですか?」二つ取りだし湊さんに渡すと「良いの?全部美味しそう 頂きます」個包装にラッピングした蒸しパンを一口
「美味しい 優しい甘さこれを作ってて?」「知り合いのお弁当を作っていて 蒸しパンはおまけです」私が言うと
「お店やさんが出来るレベルだよ 美味しい」嬉しい あっという間に練乳の蒸しパンを食べ終わり オレンジの蒸しパンの包みを眺めて「食べるの勿体ないな」なんて「おまけです さぁ仕事しましょう」私はプレーンの蒸しパンを渡しパソコンに
「真面目さんだな 榊さんは君ならもっと上目指せるのに 昼には自分の仕事終わってあちこち手伝ってるだろう?」私が笑って「十分なお給料もらってますし数字が好きだから不満は無いですよ」って言うと「そうなんだ 海外事業部の専務が訪ねてきてたから部署移動なのかと」私は首を振り「無いですよ 仕事しましょう」って

それからはひたすら集中「榊さん昼は?」湊さんの声に顔を上げる「もう少しなんで終わらしてから」私が言うと「蒸しパンのお礼に昼飯奢るよ」って「今日は約束があるんで気にしないで下さい」私が言うと「残念 もう少し話したかったのに 今度奢らせて ね」私が「楽しみにしてます」って言うと席を立ち「じゃあ今度ね」軽く手を振る
少し静かになるオフィス

「よし終わり」パソコンの電源を落とす





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