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好きと愛してるの間
第9章 甘やかな時間 
「はい出来上がり はるかさんこれ良かったら食べてください ゆきとさんもお弁当はサンドイッチなんでシュークリームと一緒に早めに冷蔵庫にお願いします。後はこれ4つ入ってます どうぞ」私は食器を片付けてから扉を開けようとすると「みゆ会社送るよ 自転車病院だから さぁ皆仕事だよ」みんながご馳走さまでした言いながら玄関に私は目深にかぶった帽子とマスクを取りスーツのジャケットを着る

「何この綺麗な子 るい彼女?ヤバイ食べてしまいたい」私がるいの後ろに隠れると「ダメだよ 彼女じゃなくて婚約者だよ みゆ急がなきゃね」るいの広い背中安心する「顔ちゃんと見せてよ」騒いでる麗奈さんをはるかさんさんが「行きますよ みんな仕事なんだから また今度」そう言って背中を押す「ケチ 意地悪ね」まだ何か言ってるけどはるかさんに連れていかれる
「賑やかな人やな みゆちゃんご馳走さまでした また月曜日 都合悪かったらLINEして るいまたな」ゆきとさんが笑う
「みゆ行こう」鞄を持ってくれる私は「冷蔵庫にシュークリームあるんで食べてください」って言うと「ありがとう 夜少し遅くなるから寝てなよ 起きてたら襲うからね」綺麗なウインク
「土曜日はデートだからね」手を繋いでくれる

車で会社近くで降ろしてもらう

「おはようございます」私が声を掛けると
「榊さん」上司に呼ばれる「はい?」なんだろ
会議室にそこには海外事業部の中村専務が
「朝からすまない 傷の事聞いたよ ほんとに巻き込んでしまって申し訳なかった
ただ少しだけ手伝ってくれないだろうか?」頭を下げてくる
「頭を上げて下さい 金子さんは納得してるのですか?私では力不足です」私が言うと
「そこは説得してみるから頼む」私が呆れて八木沢さんを見ると「説得してからです 納得しなければ双方が嫌な気持ちのままですし 彼女の怪我は此方で治療費を出します 今度は担当者の方とお願いします」話は終わりとばかりに会議室の扉を開ける
「わかった」納得した感じではないが会議室を出ていく「傷は?」私は4針縫ったことを伝えた「傷は残らない?治療費は払うよ 関わりたくない意味がわかったよ いきなり朝待ち伏せされて榊さんに会わせろって さすが海外事業部の凄腕営業マンだよ だけど榊さんの意思が最優先だからね」私が「ご迷惑をお掛けしました ありがとうございます」って頭を下げると
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