この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
社内恋愛のススメ
第3章 プライベート
なんてぼんやり部屋を観察してたら、北川さんが、ビールとグラス、小鉢とお箸をローテーブルに置いてくれた。

「それ、昨日の余りだけど、まだ食えるから、適当に摘んで飲んどいて。」

昨日の余り、と言われた2つの小鉢の中には…
搾菜とキュウリの和え物、それとオクラとミョウガとあと、カマボコらしき白いものが醤油で和えられたものが入ってた。

「いただきます」

缶ビールのプルタブを開けると、カシィッという炭酸の抜ける良い音。
手酌でグラスに注ぎ、泡がおさまるまでの間に小鉢の中身を一口摘む。
まずは気になるオクラとミョウガから。ツンと鼻に抜けるワサビの香りがすごくビールに合う。でも酸味もあって、すごくさっぱりしてる。

「美味しい!」

「だろ?カマボコはワサビ醤油で、オクラとミョウガは酢醤油で和えんの。刻んで和えるだけだからすぐ出来るけどビールに合うんだ。素麺に乗せても美味いからやってみ。」

「はい!いただきます!」

「そっちは搾菜とキュウリをゴマ油で和えただけ。それもビールのアテになるから食って」

聞いただけで美味しそう。
実際食べても美味しくて、どっちもビールが進む。

飲みながら北川さんを見ると、お鍋でお湯を沸かしながら、具材を切っている。
フライパンから煙が出るとニンニクのいい香りが食欲をそそる。
/155ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ