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金木犀と悪魔な執事
第3章 お嬢様修行と悪魔の笑み
そんな会話をしているうちに
ダイニングに着いた
それはそれは広くて綺麗…
でも、1人で食べるには寂しく感じる…
そして怜に案内された席に座った
その瞬間ーーーー
クスッ…
え?今、怜笑った?
『月お嬢様、今日のご夕食は
早く食事のマナーを学んで頂くために、
今から私が指導していきますね』
何故か今の怜の笑顔が
悪魔のように見えた
さっきもそんな風に見えた時があった
「あ、よろしくお願いします…!!」
ニヤリ…
『……それでは…行きますよ…?』
今まで聞いたことがない、
低い声でそう言うと
思いもしないレッスンが始まった…