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金木犀と悪魔な執事
第8章 気づいた自分の気持ち?



ーーー時を遡って今朝のことーーー




怜はいつも通りに

起こしに来てくれたけど

月は怜に違和感を覚えた



私が制服に着替え終わり

全身鏡で確認していたとき


『やっぱりお似合いです、月お嬢様』


怜は後ろから突然現れながらそう言った


その表情は穏やかで、

柔らかく感じた笑顔だった。


いつも、ちょっと態度が堅くて、

ほんの少し心の距離を感じていた月


怜の雰囲気の変化に驚いた






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