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金木犀と悪魔な執事
第3章 お嬢様修行と悪魔の笑み



『おや、耳元で囁かれただけで

感じてしまいましたか?』


「ち、違うっ!!そんな事ーーー」



ーーーぴちゃぴちゃ



「んんーーーっ!!」



怜は私の耳の縁を舌でなぞり

片手を使い口の中に指を入れてきた



『顔が真っ赤ですよお嬢様…

クスッ…このままですと、

スープもろくに飲めないで

レッスンが終わってしまいますよ?』



怜の指が私の舌を絡めとり

逃がさないと言わんばかりに

口の中を愛撫する…


耳元で卑猥な音がして

気がおかしくなりそう…!!



ーーークリッ


「んあああぁっ!!」


『クスッ…今ので

イッてしまいましたか?

お嬢様は感度がよろしいんですね…』



空いていた片手で蕾を擦られて…

今のがイクって事なの…?


怜の悪魔な笑みに囚われて

足が震えて止まらない


でも、一瞬で

怜の黒い雰囲気が無くなって


『お嬢様、今日のレッスンは

これくらいにしましょう。

明日は土曜日なので

朝もレッスンしますよ…ニヤッ』



私は意識がまだ朦朧としたまま

怜が笑うのを見たのだった






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