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金木犀と悪魔な執事
第8章 気づいた自分の気持ち?



部屋を出てしばらく歩いたが、

屋敷内を把握できてない月は

早くも迷子になっていた



「うぅっ…ここどこなの……?」


月は同じ扉が沢山並ぶ通路で

立ち止まってしまった


何がなんだか分からない


でも扉の奥に何の部屋があるのかは

気になるもので…


月は何個も扉がある中、ひとつだけ

閉まりきってない扉を見つけた



微かにこの部屋からいい匂いがする…





…もしかしたら誰か居るかも!?


その扉に駆け寄って、

2回扉をノックする


ーーーコンコン…


「…入りまーす」





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