この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
金木犀と悪魔な執事
第8章 気づいた自分の気持ち?
恐る恐る扉を開けるとそこは
私の部屋より少し小さい、
シンプルな部屋だった
でもその部屋のキッチンに
見覚えのある人物が居た
「……あっ!!乃亜!!」
『え、月お嬢様!?何故ここに?』
乃亜は驚きながら月に問う
乃亜は小さなキッチンに立っていて、
片手に紅茶のポットを持っていた
部屋の外で嗅いだ匂いの正体は
これだったのかと月は納得
「えへへ…怜が見当たらなくて
屋敷内探してたら迷子に」
月は頬をポリポリと指で掻きながら
笑って説明をする