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金木犀と悪魔な執事
第3章 お嬢様修行と悪魔の笑み



部屋に戻った瞬間、

目の前に3人の執事が揃っていた


『お帰りなさいませ、月お嬢様。
湯加減は如何でしたか?』


怜は、先程は何事もなかったかの様に

あの黒い雰囲気も無く

爽やかな笑顔で聞いてきた


「よ…良かったです……」


私はやっぱり顔が合わせられなくて

そっぽを向きながら答える


すると茶髪の可愛い顔をした執事…

……確か乃亜?

が、ドライヤーとブラシを持って

私に近づいてきた


『風邪をひかないうちに、

髪の毛乾かしますね』


「あっ、ありがとう」



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