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金木犀と悪魔な執事
第8章 気づいた自分の気持ち?
『戻りました月お嬢様』
怜が月の部屋に入る
怜は扉を閉め終わって、
前を向こうとしたその瞬間
月は無言で怜の腕の袖を両手で、
ぐいっと引っ張りながら
部屋の奥へ連れていき、
怜を椅子に座らせた
『…………?
如何が致しましたか?月お嬢様』
月は、テーブルを挟んで
怜の向かいの椅子に腰掛ける
「あ、あのね、怜…」
やっぱり怜に聞こうとすると
ためらってしまうが、
聞き出すと一度決めたならやろう!!
ともう一度自分に喝を入れる