この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
金木犀と悪魔な執事
第8章 気づいた自分の気持ち?
聞くんだ、私!!
一呼吸置いてから月は口を開く…
「……何で私が起きた時に
部屋に居なかったの?」
おっと!?…違うぞ私!!!
それも気になるけど、
本当に聞きたいことは違うでしょ!!
『その事は私の不注意で、
月お嬢様を屋敷で迷わせてしまい、
大変申し訳ございません』
怜は顔を下げ、誠心誠意、謝る
『庭にある金木犀が…とても気になって
見に行っていたのです』
視線を斜め下に、節目がちに言った怜
綺麗な長いまつ毛が目立って見える