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金木犀と悪魔な執事
第8章 気づいた自分の気持ち?



聞くんだ、私!!


一呼吸置いてから月は口を開く…



「……何で私が起きた時に

部屋に居なかったの?」


おっと!?…違うぞ私!!!

それも気になるけど、

本当に聞きたいことは違うでしょ!!


『その事は私の不注意で、

月お嬢様を屋敷で迷わせてしまい、

大変申し訳ございません』


怜は顔を下げ、誠心誠意、謝る



『庭にある金木犀が…とても気になって

見に行っていたのです』


視線を斜め下に、節目がちに言った怜

綺麗な長いまつ毛が目立って見える





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