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金木犀と悪魔な執事
第8章 気づいた自分の気持ち?



『ーーっ!!』


怜は言葉が出ず息を詰まらすが

焦った表情を一瞬で

何事も無かったようにする



でも月はその瞬間を見逃さなかった




って事は本当に乃亜の言ってた通り

私に緊張してるのか…


原因が思い当たらない


「何で緊張してるのか教えてくれない?

私、怜に嫌われる様な事をしてるなら

直したいと思うの…」


月はだんだん顔が下を向いていく



その言葉を聞いている途中で

怜はガバッと顔を上げて

食い気味に言う




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