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金木犀と悪魔な執事
第8章 気づいた自分の気持ち?
「……やっぱり私に教えられない事?」
月の質問に答えることが出来ない…
怜は苦い顔をしていたが、
下を向いているから月には見えなかった
『……申し訳ありません』
消え入りそうな声で怜は答えた
「そっか……。
ごめんね、怜に無理させて
理由聞こうとしちゃって」
月は怜に申し訳なくなったのと、
私に言えない理由で怜が
自分に緊張感を抱いているのが、
とても悲しくなってきた
月の目が少し熱くなる
……泣いちゃダメだ、自分