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金木犀と悪魔な執事
第9章 料理対決開催!!
『誰よりも傍で、月お嬢様が
努力していた所を見ていました。
失敗してしまった後も、
諦めずに続けるその姿勢に私は
とても感動しました…!』
怜の優しさに、私はもっと涙が溢れた
そんな私を見て怜は、
また泣かないでください
と、少し焦りと笑いを交えながら言った
月が落ち着いてきた頃、
怜は月の目尻にチュッとキスを落とした
『では、着きましたので
車を降りましょうか』
月はこくんと頷くと
怜が開けてくれたドアから出て
屋敷の中へと足早に歩き出した
ーーどうしよう……
私、怜の事が好き