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金木犀と悪魔な執事
第9章 料理対決開催!!



部屋に着いた月と怜


窓からは夕日が差し込んでいて

時計の針は17時を指していた


『月お嬢様、夕食には少し早いですが、

もう準備を致しますか?』


怜に後ろから話しかけられ、

振り返りながら月は答える


「あ、いやまだ大丈夫ーー」


でも、怜を直視出来なくて

目が泳いでしまう……




ーーダメだ、怜を意識しちゃう……


「や、やっぱり夕食

準備してもらってもいい?

私……その間、庭の金木犀を

見に行ってもいいかな?」




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