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第9章 料理対決開催！！

怜は月が眠ったのを見て、

いつもの通り自分と月の着替えを済ます




『…………何してるんだ、自分は』



自分でも驚くぐらい自分の欲望が

制御できなくて、

月お嬢様に優しくできなかった挙句

気を使わせてしまって…




いくら七織さんと話してる月お嬢様が

楽しそうだからってーー







嫉妬




その二文字を思い浮かべて、

振り払うように頭を振る



その感情を理解してしまった瞬間

怜はとても情けなく感じる