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金木犀と悪魔な執事
第5章 〜乃亜〜
いつもと変わらない声の調子でそう言うと
月の髪を触っていた乃亜の手の人差し指が
少しずつ首へと降りていき
鎖骨への筋をスーッと撫でていった
ーーーゾクゾクッ
「ーんっ!!
く、くすぐったいよ乃亜っ…」
『ふふっ…月お嬢様知っていましたか?
くすぐったく感じる所は、
……お嬢様の性感帯のひとつですよ』
月の顔はブワッと赤くなる
その様子を見て乃亜は、
悪戯にニヤッと笑った
「…僕がもっと探してあげますね」
乃亜は手に持っていたドライヤーを
ドレッサーに置くと、
月の後ろから首筋に舌を這わせた