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金木犀と悪魔な執事
第6章 〜優人〜



一方部屋に居る月は、

1人で練習を黙々と続けるが

やっぱり上手く行かず、

部屋に居ると少しイラついてきたので

月は廊下に出ることにした


ドアを開けて廊下へ出ると

目の前にある窓から庭が見えた


そして眺めているとあることに気づいた


ーーあれはもしかして…!!


窓を開けようとしたその時ーー




『こんにちは、月お嬢様』


右から呼ばれて振り返ると

そこには怜が居た


どうやら大きめの鉢植えを両手に持って

月の元へ来た様だった





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