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金木犀と悪魔な執事
第6章 〜優人〜



部屋に戻った月は

まだ少しぼーっとしながら

テーブルの前の椅子に座って

優人を待っていた


程なくして優人は昼食を運んできて

月は、何事も無かったように振る舞い

昼食を済ませた


けど頭の中は怜の言葉で

埋め尽くされていた


"私は、貴方に、

月お嬢様に仕えたい理由があります"


月は首を横に何回か振って

忘れようとした…



ーー怜の事なんて

今はどうでもいいはずでしょ!?

なんで気にしてるの私は…




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