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快楽漬けにされた私
第4章 思い出しながら……※
真麻はカズのメッセージを見て、残念な気分になっている自分に気づく。嫌々ながらカズに嫌われないために写メを撮っていたのに、今では写メを送るように言われなかったことにがっかりしている。

真麻は自分の気持ちの変化にとまどった。しかし、身体はうずいたままだ。カズの言う通りにしようと決め、左手で乳首をいじりだす。親指を滑らせるように優しく触れながらカズに返事を送る。

『カズ、触ってる』
『なんかこんなこと言うのって恥ずかしいな』
『カズは恥ずかしくないの?』

すぐにカズからメッセージが届く。

『恥ずかしがってる真麻を考えると、とっても愛しくなる』
『真麻、俺のこと考えながらしてくれる?』
『俺、真麻が感じてるとこ想像したい』

カズの言葉に、真麻は体が熱くなるのを感じた。カズの家で感じたように、秘部にもやっとした熱を感じ、身体がうずく。思わず乳首をいじる指の動きも早くなる。

『カズのこと考えると変な気持ちになる』
『カズもそうなの?』

メッセージを打つ指ももどかしく、カズとのやり取りを続けたい気持ち以上に下腹部を触りたくてしかたがなかった。無意識に足を組み替え、振動させる。

カズからのメッセージは来なかった。しかし、アプリを通して着信が鳴る。真麻はすべての動きを止め、スマホの通話ボタンを押す。

「……もしもし」

真麻は恐る恐るしゃべりだす。

『やっほ、真麻。今一人?』

カズの明るい声が響き渡る。

「今一人だよ。自分の部屋」

『じゃあ、スピーカーにできる?それかイヤホン!』

「スピーカーにできるけど、たぶんイヤホンもあるよ。マイク付きのがスマホ買ったときについてた」

『じゃあ、イヤホンにして!』

「じゃあ待って。このままじゃダメなの?」

真麻は起き上がった。途端に冷静になり、裸でいる自分が恥ずかしくなる。

『これからいいことするの。イヤホン取ったらまたベッドに寝そべってよ』
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