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あいの向こう側
第9章 blue
ツルリ、と蒼生の舌が入ってくる。
私はその瞬間、
頭の先から電流が走ったように痺れる。
いつも、こうだ。
関係が何か分からないのに蒼生の身体は私の思考回路を容易く停止させてしまう。
私は目を閉じた。
蒼生の息が荒くなる。
ソファーに倒れ込んで繋がったあと、
蒼生は清々しい表情をした。服を着始める。
私は脱ぎ散らかした下着と部屋着を身に着けて、
コーヒーを淹れた。
テーブルにカップを2つ運ぶ。
蒼生は『りかさん、
ギューしていい?』と私の腕を取った。
ギュッと抱き合う。
顔が交差している体勢。
私はふと『ねぇ。
蒼生って何で私の部屋にくんの?』
と疑問が口から溢れた。
蒼生がつと抱き合っていた身体を押し戻す。
姿勢が交わった。
(………鼻、高いなー)
私は蒼生の端正な顔立ちをまじまじと見詰めた。
『え、来ちゃダメってこと?』
蒼生は怪訝な表情をした。
私はその瞬間、
頭の先から電流が走ったように痺れる。
いつも、こうだ。
関係が何か分からないのに蒼生の身体は私の思考回路を容易く停止させてしまう。
私は目を閉じた。
蒼生の息が荒くなる。
ソファーに倒れ込んで繋がったあと、
蒼生は清々しい表情をした。服を着始める。
私は脱ぎ散らかした下着と部屋着を身に着けて、
コーヒーを淹れた。
テーブルにカップを2つ運ぶ。
蒼生は『りかさん、
ギューしていい?』と私の腕を取った。
ギュッと抱き合う。
顔が交差している体勢。
私はふと『ねぇ。
蒼生って何で私の部屋にくんの?』
と疑問が口から溢れた。
蒼生がつと抱き合っていた身体を押し戻す。
姿勢が交わった。
(………鼻、高いなー)
私は蒼生の端正な顔立ちをまじまじと見詰めた。
『え、来ちゃダメってこと?』
蒼生は怪訝な表情をした。