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あいの向こう側
第9章 blue
『………今だってめっちゃウマそうに抹茶ロール食べてるし。
ああやっぱり良いな〜と思ってたのに』
『あ…蒼生?
でも抹茶ロール買ってきた子はきっと蒼生のことが好きだよ?』
『何でよ?
抹茶ロール、やっとGETできたからって色んなヤツに箱ごと配ってたよ。
それに………
その子がたとえ俺を好きでも俺は違うんだから関係ないよ。
ケーキはケーキだしさ』
『私………
ご覧の通り容姿もスタイルも並なんだけど………』
『だから何!
俺が好きで来てるの!
それ以外に何もないの。
――りかさんは嫌?』
私はポカンとしたまま考えた。
『……嫌じゃない』
蒼生はハハッと笑って『なら良いじゃん』
と抹茶ロールにパクついた。
そして簡単な夕飯を作って食べ、
『明日は朝から講義あるから』と手を振りアパートを出て行った………………………………
ああやっぱり良いな〜と思ってたのに』
『あ…蒼生?
でも抹茶ロール買ってきた子はきっと蒼生のことが好きだよ?』
『何でよ?
抹茶ロール、やっとGETできたからって色んなヤツに箱ごと配ってたよ。
それに………
その子がたとえ俺を好きでも俺は違うんだから関係ないよ。
ケーキはケーキだしさ』
『私………
ご覧の通り容姿もスタイルも並なんだけど………』
『だから何!
俺が好きで来てるの!
それ以外に何もないの。
――りかさんは嫌?』
私はポカンとしたまま考えた。
『……嫌じゃない』
蒼生はハハッと笑って『なら良いじゃん』
と抹茶ロールにパクついた。
そして簡単な夕飯を作って食べ、
『明日は朝から講義あるから』と手を振りアパートを出て行った………………………………