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あいの向こう側
第27章 夕暮れに
(あ、一人じゃないや…………
自由なんだ)
ママのバタバタした足音が消える。
私はパソコンを立ち上げた。
【pop.door】というサイトをクリックした。
『あ。
来てる来てる!』
沢山のメッセージと、エッチな写真。
この【pop.door】というサイトは、
メッセージ・エッチな写真でやり取りをするSNSだ。
夕真はチャットルームを覗く。
誰かとマンツーマンでやり取りが出来る。
顔を半分隠してブラジャーまで写した写真をアイコンにしている。
夕真のアイコンに靡いて数名の男子がメッセージを送ってきていた。
その中から無難そうなヒトを選ぶ。
「イレタイよー」「ゆいちゃんカワイイね、ベロ絡ませたいっ」
こういうのは論外。それにしても何が【pop】なんだか………
「よかったらメッセージしませんか?
19歳大学生・イチです」
(この辺りかな?)
良さげだなと思って、
「ゆいです。イチさん、こんばんは。
高校1年です」とメッセージを送信した。
ゆいというハンドルネームを使っている。
一文字変えただけだ。
直ぐに返信が来た。
「ゆいちゃんていうんだね。
1年生なんだ?
彼氏いないの?」
「女子高校だし、
出逢いなくって」
「寂しがり屋なんじゃない?」
「かもしれない」
流れで、「ゆいちゃんの裸みたいなー」となった。
夕真は一瞬戸惑ったが、
アイコンに半裸画像を使っているのだから(何を今さら)と自虐的に思って首から下の裸写真を送信した。
「うわ、すごいキレイ!
一緒にしよ?」
「いいよ♪
あ、気持ちいっ………ゆいのココ、くちゅくちゅ言ってるよぉ」
「ゆいちゃんの締まりいいね。
俺もういきそうだよ」
文字を打つ。
夕真は半裸ですらなく、
部屋着をきちんと着ていた。
自由なんだ)
ママのバタバタした足音が消える。
私はパソコンを立ち上げた。
【pop.door】というサイトをクリックした。
『あ。
来てる来てる!』
沢山のメッセージと、エッチな写真。
この【pop.door】というサイトは、
メッセージ・エッチな写真でやり取りをするSNSだ。
夕真はチャットルームを覗く。
誰かとマンツーマンでやり取りが出来る。
顔を半分隠してブラジャーまで写した写真をアイコンにしている。
夕真のアイコンに靡いて数名の男子がメッセージを送ってきていた。
その中から無難そうなヒトを選ぶ。
「イレタイよー」「ゆいちゃんカワイイね、ベロ絡ませたいっ」
こういうのは論外。それにしても何が【pop】なんだか………
「よかったらメッセージしませんか?
19歳大学生・イチです」
(この辺りかな?)
良さげだなと思って、
「ゆいです。イチさん、こんばんは。
高校1年です」とメッセージを送信した。
ゆいというハンドルネームを使っている。
一文字変えただけだ。
直ぐに返信が来た。
「ゆいちゃんていうんだね。
1年生なんだ?
彼氏いないの?」
「女子高校だし、
出逢いなくって」
「寂しがり屋なんじゃない?」
「かもしれない」
流れで、「ゆいちゃんの裸みたいなー」となった。
夕真は一瞬戸惑ったが、
アイコンに半裸画像を使っているのだから(何を今さら)と自虐的に思って首から下の裸写真を送信した。
「うわ、すごいキレイ!
一緒にしよ?」
「いいよ♪
あ、気持ちいっ………ゆいのココ、くちゅくちゅ言ってるよぉ」
「ゆいちゃんの締まりいいね。
俺もういきそうだよ」
文字を打つ。
夕真は半裸ですらなく、
部屋着をきちんと着ていた。