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intimidation love
第1章 恋は盲目
完全に勃ち上がった先輩のモノは最初に触れた時よりもずっと硬く反り勃ち、熱を持っていた。

先輩に似つかわしくないグロテスクなそれはあまりにも卑猥で、目の前にあるにもかかわらず直視する事すら恥ずかしくなる程だ。

「…ねえ」

吐息混じりの艶のある先輩の声に、私は顔を上げる。

「早く、咥えて」

情欲に濡れる先輩の瞳に見つめられ、私の心臓は大きく高鳴る。
確実な刺激を与えずに焦らし続けたのは、きっと正解だった。
ほんのりと赤く染まる目元に思わずキスしたくなってしまいそうな程色気を纏う先輩に、思考が溶かされて行く。

咥えるだけでも大変そうな先輩のモノを、大きく口を開けてゆっくりと呑み込んだ。

「う、ぁっ…」

苦しそうに喘いだ先輩の声に気を良くした私は、歯を立てないようにしながら中で舌を動かした。
じゅぶじゅぶと自分の唾液が絡み付く卑猥な音と先輩の荒い息遣いが、更に脳を麻痺させる。

「ん…意外と、上手い…ね」

正直褒められる事でもない行為だけれど、先輩に言われたのだと思うと興奮する。
先輩を満足させる為に、何度も『練習』した行為だ。

丹念に色んな部分に舌を這わせたり吸い付いたりながら、片手を使って強く上下に擦る。
その途中、あまり余裕の無さそうな先輩の声が私に制止の声を掛けた。

「っ…ちょっと、待って」

私は聞こえない振りをして、一気に喉の奥までそれを咥え込む。
あまりの苦しさに目尻に涙が浮かぶが、それでも夢中で頭を上下に動かした。

「だからっ、待っ…!」

焦った様子の先輩に頭を手で押さえられたと同時に、咥えていたモノが大きく脈打つのを感じた。
先輩の呻き声と共に、びくびくと震えるそれから液体が勢い良く口腔内に吐き出される。
えずきそうになるのをこらえ、一滴も溢さないよう受け止めた。
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