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intimidation love
第1章 恋は盲目
にへばりつく感触は、正直言って気持ち悪い。
精液を飲んだのは初めてだった。
何だか苦いような、変な味がした。
不味いとは聞いていたが、確かにお世辞にも美味しくはない。

最後に鈴口に強く吸い付き、ようやく先輩のモノから顔を離す。
呆然とした顔の先輩を見つめながら、自分の唇にわずかに付着していた精液を舌で舐め取った。
その様子をじっとを見ていた先輩が、ふと目を逸らす。

「意外と早くイッちゃいましたね先輩」

「…いや、狡いでしょ今のは」

「何が狡いんですか?」

「そんなロリ顔でフェラ上手いのって、かなり反則技だし。しかも飲んじゃうとか、超淫乱でしょ」

「………」

「言っとくけど、俺普段からフェラでイく事なんて滅多にないから。あと、早漏じゃないからね?」

どうでもいい言い訳をする先輩を置いて一人ベッドから下り、机の上にあるボックスティッシュを手に取る。
再びベッドへと戻り、だらしなくさらけ出したままの先輩の下半身にもう一度手を伸ばした。

「拭きます」

「…いいよ自分で拭くから」

「でも」

「触られるとまた勃っちゃいそうだから」

そう言ってティッシュを奪い取った先輩は、拗ねるように背を向けてしまった。
私にイかされた事が、どうやら先輩は気に入らないらしい。
きっと、先輩にとっては不本意だっただろう。
よりにもよって、あんな脅しで近寄って来た相手にだなんて。
それでも嬉しいと思っている私は、先輩の言うように本当に淫乱なのかもしれない。

ふと、窓の外から遠目に見える木々に意識を持って行かれる。
そして、何となく思い出した。
初めて先輩と出会った時の事を。
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